Tin tức mới nhất

April 11, 2024

休診のお知らせ 【フン王命日】4月18日(木) 【南部解放記念日・メーデー】4月30日(火)~5月1日(水)

February 3, 2024

【休診期間】2月7日(水曜日)~ 2月14日(水曜日)2月15日(木曜日)8時より平常通り診察を再開します。ご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解頂けますと幸いでございます。引き続きよろしくお願い致します。 T-Matsuokaメディカルセンター——————

December 28, 2023

平素は大変お世話になっております。 誠に勝手ではございますが、当院では下記の期間を年末年始休診とさせていただきます。 期間中はご不便をおかけいたしますが、 ご理解いただけますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。 なお、休暇の期間は下記を予定しております。 【休診期間】 2023年(令和5年)12月30日(土曜日)~ 2024(令和6年)年1月1日(月曜日) 2023年(令和6年)1月2日(火曜日)8時より平常通り診療を再開します。 引き続きよろしくお願い致します。

January 11, 2023

【年末年始休診】 2023年1月20日(金)から1月26日(木)は休診 休診中のお問い合わせにつきましては1月27日(金曜日)8時から順次対応させて頂きます。 ご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解頂けますと幸いでございます。 引き続きよろしくお願い致します。  

December 29, 2022

ゲップは胃や食道の空気が排出される生理的な現象で、それ自体は問題ありません。しかし、何らかの病気の症状として頻繁にゲップが起こることもあります。最近は、うつや睡眠障害との関連も指摘されています。ゲップの予防法や対処法について、大阪公立大学大学院医学研究科消化器内科学教授の藤原靖弘先生に伺いました。 「ゲップ」はなぜ起こる? ゲップは、胃や食道の空気が口の方へ逆流する現象です。一般的には、食事と一緒に飲み込んだ空気が溜まったときや、炭酸飲料を飲んだ後などにゲップが出やすくなります。飲み込んだ空気が胃に溜まると、胃の上部(胃底部)が広がり、胃と食道の間をつなぐ下部食道括約筋が開いて、空気が胃から食道に上がります。上がってきた空気によって食道が膨れて上部食道括約筋も開き、ゲップとして排出されるというメカニズムです。 <胃から出るゲップのメカニズム> また、20年ほど前から、食道から出るゲップもあることがわかってきました。横隔膜が変則的に動くことで、下部食道括約筋が閉じたまま上部食道括約筋が開き、食道に空気が入ります。この空気は胃には入らず、そのまま食道からゲップとして出されます。 <食道から出るゲップのメカニズム> 近年、専門的な研究を行う大学病院などでは、食道の内圧測定や電気抵抗の波形をモニタリングする検査などで、ゲップの回数やパターンを調べられるようになっています。健康な人であっても、どちらのパターンのゲップも起こり得ますが、何らかの精神疾患が背景にある場合、食道から頻回にゲップが出る現象が多く見られるようです。 頻繁なゲップは病気のサインかも? ゲップは誰にでも生じる生理的現象ですが、多く出る場合には病気の可能性も考えられます。代表的なのは、機能性ディスペプシアと逆流性食道炎です。 機能性ディスペプシアは、検査をしても炎症や潰瘍などの異常がないにもかかわらず、胃の働きが低下することによって胃痛や胃もたれ、腹部膨満感などの症状を起こす病気です。ゲップも症状の一つとしてよく見られ、ゲップが多い人ほど、この病気の頻度も高くなるという相関が見られます。 逆流性食道炎は、文字通り胃の内容物が逆流することで、食道に炎症が起こる病気です。空気が逆流してゲップが出やすくなりますが、ゲップが出てもゲップだと自覚しない人もいます。このとき胃液も一緒に逆流することから、胃酸によって食道の炎症が起きやすくなり、胸焼けなどの症状も起こるためです。 うつや睡眠障害、ストレスとゲップの関係 さらに、最近の疫学調査では、ゲップの多い人は不安やうつ、睡眠障害のレベルも高いことが明らかになりました。原因はわかっていませんが、機能性ディスペプシアや逆流性食道炎を含む機能性消化管疾患を持つ人は、外部からの刺激に過敏になって不安やうつを併発するケースが多いことが知られています。こうした疾患では、脳と消化管が相互に関連し、影響しあっていることも知られており、これも背景の一つと推測されます。 また、熟睡しているときにゲップは起こりませんので、中途覚醒するような睡眠の浅い人がゲップをすることによって中途覚醒してしまう、というような悪循環に陥っている可能性があります。 なお、無意識のうちに大量の空気を飲み込み、それがゲップや腹部膨満感などの不快感として現れる「空気嚥下症(呑気症:どんきしょう)」という病気もあります。胃や食道の病気ではなく、緊張や不安などの精神的ストレスが影響して空気を飲み込んでいる場合が多いようです。 煩わしいと感じたら消化器内科へ ゲップは誰にでも起こる生理現象ですから、どのくらい出るようになったら医療機関を受診すべきかという判断は難しいものです。医学的には、1日14回以上のゲップが病的なものと定義されていますが、これにとらわれず、会話中にもゲップが出る、頻繁にゲップが出て外食できないなど、生活の質に影響があり、煩わしいと感じたら消化器内科を受診しましょう。 機能性ディスペプシアや逆流性食道炎と診断された場合は、胃酸を抑える薬や胃の動きを促す薬、漢方薬など症状に合わせた薬物治療を行います。食道からのゲップが多い場合は、薬物治療ではなかなかゲップが減らないケースも見受けられますが、腹式呼吸(息を吸ったときにお腹が膨らみ、吐いたときに凹む呼吸法)の訓練を行うことで改善することがあります。 日常生活でゲップが気になる場合は、ゆっくりよく噛んで食事をすることを心がけましょう。早食いだと飲み込む空気の量が多くなりがちで、ゲップが出やすくなります。炭酸飲料も控えめにするとよいでしょう。空気が溜まっているときに前かがみの姿勢で腹圧がかかると、空気が逆流しやすくなる可能性がありますので、よい姿勢を保つことも一つの方法です。 また、日常的に舌の先を上の歯の裏側あたりに当てて、噛みしめないようにすると、ゲップが出にくくなります。ただし、病気が関連している場合を除けば、ゲップは体の生理的な反応です。状況にもよりますが、過度に気にしたり我慢したりするよりも、「出せるときに出す」と考える方が、精神的ストレスも少なく、体も楽に過ごせるでしょう。

December 29, 2022

日本の「梅雨」は、気温が上がるとともに湿度を感じるようになり、いわゆる「不快指数」が高くなる時期です。まだ真夏ほどの暑さではありませんが、この時期から十分に注意したいのが「熱中症」です。 熱中症対策として最初に思いつくのは、水分補給ではないでしょうか。実のところこまめな水分補給は、熱中症予防だけでなく、日々の体調管理に大きく関わっているのです。   体内の水分量とその収支 また、体内の水分量は、摂取と排泄により一定に調節されています。例えば(比較的穏やかな環境で普通に生活している)体重70kgの成人男性では、1日のうちに2.5Lの水を摂取し、排泄するとされています。 体の調子は、入る水分と出る水分が一定に調整されていることでうまく整えられているため、このバランスが崩れると、体の不調をきたします。例えば、気温が高くなると汗をかくため出る水分が多くなります。出る水分と同じだけの水分が入らないと(補給できないと)、「脱水」の状態になります。 水分が足りないとどうなる? たかが水と思われるかもしれませんが、人は水があれば、食べ物が無くてもしばらくは生きながらえることができます。一方で、体内の水分量の5%を失うと脱水症状や熱中症の症状が現れ、10%を失うと筋肉の痙攣や循環不全が起こり、20%が失われると人は死に至ります。のどの渇きは、1%程度の水分が失われると感じるようになり、既に「脱水」と同じ状態になっているといわれています。 脱水は、血液中の水分も減少させている状態であり、血液がドロドロ状態になっています。ドロドロの血液は血管内に「血栓」を作りやすくしますが、脳血管を詰まらせてしまうことで起こるのが脳梗塞、冠状動脈を詰まらせてしまうことで起こるのが心筋梗塞です。 こうした疾患は冬に多く発生すると思われがちですが、実は暑い季節の脱水が要因となり発症することも多いのです。特に夏は寝ている間にもたくさんの汗をかきますし、血栓ができやすい状態なのです。 例えば、リンゴのすり下ろしを想像してください。りんごをすり下ろすと、水分だけの部分と、すり下ろされた固形のリンゴを多く含む部分とに分かれます。このうち固形のリンゴを多く含む部分を、脱水により濃度が高くなった血液と仮定し、ストローを血管に見立てたとします。固形のリンゴを多く含む部分は、ストローを太くしないと(血流量を増やさないと)飲めません。また細いストローでは、吸引力を強くしても(血圧を高くしても)、ストローの中に固形のリンゴが残ります。これが血栓です。 どのくらいの水分をどのように取ればいい? 例えば前述の例なら、70㎏の成人男性は飲料として1.2Lの水分が体に入ってきている計算です。この数字を目安に、汗によって出てしまった量に見合った水分を摂取する必要があります。しかし、水分を摂取してもそれが体に浸透するのに20分ほどかかります。また、一度にたくさんの水分を摂っても、体はうまく吸収することができません。つまり、水分はこまめに少しずつ、のどが渇いたと感じていなくても意識的に摂ることが大切なのです。 厚生労働省では「健康のために水を飲もう」推進運動として、就寝中の水分不足に備えて、夜寝る前と朝起きた後、それぞれコップ1杯ずつを飲むことを推進しています。枕もとに水分を置いておくのも良いでしょう。 そのほか特に水分補給が必要とされるタイミングとして、スポーツ中及びその前後、入浴前後が挙げられています。夏の日中など汗をたくさんかいた際には、水分補給はもちろんですが、塩分などの電解質の補充も忘れないようにしましょう。注意点として、アルコールや多量のカフェインを含む飲み物には利尿効果があるため、かえって脱水、血液ドロドロを招くことになります。こうした飲み物では期待する水分補給はできないことを知っておく必要があります。  

December 14, 2022

慢性的な冷えは健康の大敵 加齢に伴い、体が冷えやすくなる。慢性的な冷えは健康の大敵だ。運動や食事など生活習慣を見直し、体を温める「温活」を始めてみては。 手足が冷えて寝付きが悪い 大分県の男性(74)は数年前から、布団の中で手足などが冷えて寝付きが悪くなった。毎日しっかり入浴しているが、就寝時には冷えてしまうという。「若い頃は冷え性ではなかった。年を取ったから仕方ないのだろうか」と悩む。 高齢になるにつれ、冷えに悩む人が多くなるようだ。厚生労働省の国民生活基礎調査(2019年)では、手足が冷える自覚症状のある人は、1000人あたり女性が31人、男性は14人。65歳以上では女性60人、男性38人となり、75歳以上に限定すると、それぞれ80人、53人まで増える。 筋肉量の低下が冷えに関係する 内科医で冷え性に詳しい石原新菜さんは「高齢者の冷えは筋肉の衰えによるところが大きい」と指摘する。筋肉は体温維持に大きな役割を担っているが、筋肉量は20代がピークで、70代ではその4割まで減少するという。若い世代では手足の先が冷たくなる末端型が多いが、高齢になるにつれ、下半身全体や体の中心まで拡大していく。 冷えを甘く見てはいけない 冷えが慢性化すると、肩こりや腰痛に悩むほか、風邪を引きやすくなったり、病気からの回復が遅れたりする。「特にこの2年ほどは、コロナの影響で外出を控えたためか、筋肉量が減少し、冷えに悩まされる高齢者が多い。健康維持のためにも温活を心がけて」と石原さんは話す。 温活って具体的にはどうするの? まずはウォーキングから 筋肉量を維持するには、日頃の運動が大切だ。石原さんは、毎日20~30分のウォーキングを提案する。腕を振り、やや早歩きする。自宅では、スクワットや左右のもも上げ、つま先立ちを1日30回程度する。片足で左右1分ずつ立つのもよいという。できる範囲で取り組みたい。 食事で気をつけること 食事では、魚や大豆製品、卵などでたんぱく質を十分に摂取。みそ汁にネギやショウガなどの薬味を使えば、より体が温まる。「温活をすると代謝や免疫力が上がり、冷え以外の体の不調も良くなる」 就寝時に冷えを感じる場合は 特に就寝時は冷えを感じやすい。一般社団法人・日本温活協会(東京)が認定する「温活指導士」で鍼灸(しんきゅう)師の川崎真澄さんが勧めるのは湯たんぽの活用だ。ほどよい温かさで、緩やかに温度が下がっていくため、布団の中に入れておけば眠りにつきやすくなるという。暖房器具と違って空気も乾燥しない。「適切に使えば、血流が良くなり、体がぽかぽかしたまま眠りにつけます」と川崎さん。 容器に入れるお湯は、70度前後。抱いてほのかに温かく感じる程度にする。全身に冷えを感じる人はおなかの近くに置くと、内臓から温まり、全身の血流が良くなる。腰や首の後ろに置いても体温が上昇する。 湯たんぽ利用で気をつけること ただし、低温やけどには注意したい。タオルを巻いて肌に直接触れないようにするほか、長時間ずっと同じ場所に当て続けない。十分温まったら、入眠する前に体に触れないよう、端に寄せる。川崎さんは「高齢になると、熱さに鈍感になりがち。製品の説明書に従って利用してほしい」と呼びかける。 ■暮らしの中で「温活」を心がけよう

December 8, 2022

咳が止まらなかったり、息苦しいと感じた際に、調べてみると「呼吸器疾患」という言葉を目にすると思います。 呼吸器疾患の症状はさまざまあり、主に喉や肺に原因がある病気です。この記事では呼吸器疾患の症状や原因、改善方法などを解説します。 この記事を読むことで早急に症状を和らげられる可能性もあるので、ぜひ最後までご覧ください。 呼吸器疾患とは? 呼吸器疾患の特徴として、腫瘍、感染症、アレルギー、自己免疫性疾患などの疾患の種類が多いということです。 また、呼吸器疾患は「気管支喘息」「COPD(慢性閉塞性肺疾患)」「肺がん」の呼吸器感染症が呼吸器疾患の4大疾患と言われています。 呼吸器疾患の症状 上記でも記載したとおり、呼吸器疾患は複数の症状を指しています。 呼吸器疾患(呼吸器の病気)にかかることで、身体に様々な症状が出現します。 咳が止まらない 健康な身体でも1日に何回かは咳は出ます。しかし、何度も続く咳や、痰の絡みが激しい咳がある場合、呼吸器疾患の疑いがあると判断できます。 痰が異様に絡む 咳と同様に、健康な身体であっても痰はでますが、いつもよりも痰の量が増えたり、色(黄色や茶色)が付いたり、血液が混じる(血痰)などは異常のサインです。 息切れ(呼吸困難)がある 普段の生活を送っていて「呼吸が苦しい」などの症状がある場合、呼吸器疾患の疑いがあります。 通常、息切れ(呼吸困難)は、酸素が不足しているときなど、酸素消費量が多い運動後に出ることが多いですが、呼吸器疾患の進行によっては、運動をしていなくても息切れが起こるなど自覚するようになります。 喘鳴(ぜいめい)|変な呼吸音が鳴る 喘鳴とは、呼吸に伴って連続的に発生する異常な呼吸音のことです。診察に行かれる患者さんは自身の症状を説明するときに、「ゼーゼー」「ヒューヒュー」と表現することが多いです。 気管支喘息の発作や、異物の誤飲などがある際、気管や気管支が狭くなり、そこを無理やり通過する酸素が笛のようになって、喘鳴を出します。 胸の痛みを感じる 胸痛は、多くの疾患で出現するので、胸の痛みを訴えるだけでは疾患名(病気・症状の名前)を特定できないケースがほとんどです。 ただし、胸痛がある疾患には、狭心症・心筋梗塞などの緊急を要する病気があります。 胸痛を訴える患者さんを担当した医師は、急な発症かどうか、以前にも同じような胸痛を経験したか、他の既往症(持病)があるかなど、早急に問診します。仮に心臓の疾患であれば、循環器科もしくは呼吸器科が担当します。 嗄声(させい)|声が枯れている 声が枯れている(しゃがれ声)ということは、声帯に異常がある可能性が高いです。 こういった症状では、耳鼻咽喉科の医師が診療を担当します。 一方、声帯は大丈夫でも、それを担当する「反回神経」がマヒを起こしても声が枯れることもあります。 反回神経麻痺(=嗄声)の患者さんは声帯が正常に閉じないので、液体や麺類を食べるときむせやすくなるなどの症状が挙げられます。 ここからは上記で挙げた呼吸器疾患症状別の原因などを解説していきます。 咳喘息の原因 咳喘息は、慢性的に咳が続く気管支の病気です。風邪などに併発して起こることが多く、風邪を引いた後に2~3週間以上咳が続くことがあれば、この病気の可能性が高いです。 1日中激しめの咳が出る・タバコの煙・寒暖差・会話をする際に咳が出やすいのも特徴です。また、咳の発作が激しいと、胸に痛みが出てきます。 成人の中では、女性に多い傾向があり、咳喘息の再発を繰り返します。 こういった症状は、気管支喘息とは違い、呼吸困難や喘鳴はありません。さらに発熱や痰などの症状もないケースがほとんどです。 咳喘息の原因として、さまざまな刺激に対して気管支が過敏になり、気管の炎症・咳の発作が起こります。 原因として、たばこの煙(受動喫煙を含む)・室内外の温度差や天気(雨天等)・ストレスなど、さらにホコリやダニなどのハウスダストなども咳の発作の要因になると言われています。 慢性塞性肺疾患(COPD)になる原因 慢性閉塞性肺疾患(COPD) は 咳・たん・息切れが主な症状です。 頑固な咳やたんが続き気管支が狭くなる「慢性気管支炎」と肺の組織が破壊されて徐々に進行する息切れや呼吸困難を起こす「慢性肺気腫」のどちらか、もしくは両方の症状により、肺に送る空気(酸素)の流れが悪くなる病気です。 初期症状では自覚症状がほとんどないケースが多く、徐々に進行して気付けば重症となります。 慢性塞性肺疾患(COPD)は進行してから、患者さんが咳やたん・息切れなどの症状に気づく場合が多いです。 この症状を「年齢のせい」と思う方も多いので、必ず見逃さないように注意しましょう。 日本では40歳以上の8.5%(男性13.1%,女性4.4%)、COPDの潜在患者は530万人以上と推測されていて、治療を受けているのはそのうち5%未満と言われています。未治療の患者さんが多いのも特徴です。 また、慢性塞性肺疾患(COPD)は「別名タバコ病」とも言われています。この病気の最大の原因は喫煙で、患者さんの90%以上は喫煙者です。副流煙も含む喫煙が大きく影響し、タバコを吸わない人でも4.7%の人がCOPDにかかっています。   気管支喘息になる原因 喘息は、呼吸するときに空気の通り道である気道(気管支など)に炎症が起きて、空気の流れが制限される病気です。 気道はいろいろな吸入刺激に反応して、発作的な咳が出たり・気管支が鳴る・たまに呼吸困難が起きます。 この症状は、治療により改善したり、自然と治ったりしますが、治療の継続を怠れば繰り返し症状が出てきます。 ※年に数回軽い喘息発作を起こすだけで、たとえ無症状でも気道では長い期間炎症が継続しています。 適正な治療を行わないと、炎症とその修復が繰り返される過程で気道の壁が厚くなり、空気の流れが元に戻らず、気道の過敏性も増します。 また、家の中など、室内のアレルギー物質として最も多いのがハウスダストやダニです。 ほかにも、花粉やカビ・薬物・排気ガスなどの大気汚染物質・呼吸器感染症(かぜやインフルエンザなど)・タバコ(副流煙)・ストレスなどが知られ、その原因は多くあります。 […]

December 5, 2022

のどの痛みや違和感が長く続いている。原因の分からない頭痛やめまい、体のだるさがつらい。こうした不調の要因として「慢性上咽頭炎(まんせいじょういんとうえん)」があることが分かってきました。慢性上咽頭炎の患者さんを多く診ている、堀田修クリニック院長の堀田修先生に、そのメカニズムや予防法などについて伺いました。 急性ののど風邪が慢性上咽頭炎のきっかけに 風邪をひいたときに、のどの奥に痛みを感じたことはありませんか? 実はその原因は、「のどの奥」ではなく「鼻の奥」に位置する上咽頭にあるようです。 上咽頭は、左右の鼻の穴から吸い込んだ空気の流れを下方へ変え、中咽頭を通じてその下の気管へ送る“空気の通り道”です。上咽頭の表面は繊毛上皮(せんもうじょうひ)で覆われ、空気と共に入ってくる細菌やウイルスなどの病原体を付着する役割があるほか、侵入してきた病原体から体を守る免疫機能として働くリンパ球が多数存在します。風邪のウイルスに感染すると、体を守るために上咽頭のリンパ球が活性化し、炎症物質が産生されます。こうして上咽頭に炎症が起きると、いわゆる急性の“のど風邪”と呼ばれる状態になります。 医学的には「急性上咽頭炎」といい、前述ののどの奥の痛みのほか、のどがヒリヒリする、飲み込むときにのどが痛い、声がかれて発声しにくい、といった症状が現われます。ウイルス性ののど風邪の場合は、体の免疫機能が働き、ウイルスを攻撃して死滅させることで改善する場合がほとんどですが、ウイルスがなくなった後も上咽頭に炎症やうっ血が残ることがあります。この状態を「慢性上咽頭炎」といいます。 慢性上咽頭炎をセルフチェックするには 慢性上咽頭炎は日本独自の概念で、現在も研究やその概念の普及が進められている段階です。下記のような代表的な症状が挙げられますが、「耳鼻科を何軒も受診したけれど、“異常はない”と診断された」といった声もこれまであったそうです。 まずは、慢性上咽頭炎の可能性をチェックしてみましょう。 風邪は治ったはずなのに、咳(せき)がいつまでも続く のど飴をなめても、のどの痛みが改善しない 鼻水がのどを流れて落ちてくる のどの奥が詰まった感じが続いている 朝起きると、痰(たん)が絡む のどが常にイガイガしている 一般的な風邪の症状とよく似ていますが、慢性上咽頭炎を起こしている上咽頭の粘膜はうっ血しているという特徴があります。そこで医療機関で調べる際には、内視鏡で上咽頭の粘膜を観察したうえで、塩化亜鉛溶液という薬剤を染み込ませた綿棒で粘膜をこする方法が行われています。粘膜がうっ血していると、こすることによって綿棒に血液がにじんでくるため、慢性上咽頭炎だと診断することができます。 また、自分自身で、耳の下の筋肉(胸鎖乳突筋:きょうさにゅうとつきん)を3本指で押すことで調べるのも一つの方法です。押してみて痛みがあるようなら上咽頭に炎症が起きている可能性が高いので、「慢性上咽頭炎ではないでしょうか」と医師に相談してみるとよいでしょう。 慢性上咽頭炎が全身の不調と関係する3つの理由 慢性上咽頭炎は風邪と見分けがつきにくい症状が現われるだけでなく、頭痛や首・肩こり、めまい、全身の倦怠感、うつ、過敏性腸症候群、腎炎や関節炎、皮膚炎など、さまざまな疾患や不調に関係している可能性があると考えられています。 全身の不調と関係する理由として次の3つが挙げられます。 1  上咽頭炎の炎症の放散によって関連痛が起こる 実際に炎症が起きている上咽頭とは異なる部位に痛みが生じることを関連痛といいます。慢性上咽頭炎では、上咽頭に比較的近い部位である頭や首、肩に痛みが生じ、頭痛や首・肩こりの原因となる場合があります。 2  自律神経が乱れやすくなり、さまざまな不調の要因になる 上咽頭には神経線維が多く存在し、脳の迷走神経の末端が分布しています。上咽頭に慢性的な炎症が起こると、迷走神経が刺激され、自律神経系に影響を及ぼすと考えられています。自律神経のバランスが崩れることで、めまいや全身の倦怠感、過敏性腸症候群、うつなど、さまざまな症状を招く可能性があります。 3  上咽頭炎が「病巣」となって二次疾患を引き起こす 風邪のウイルス感染などによってリンパ球などの免疫をつかさどる細胞が活性化し、炎症物質が産生されると、その炎症物質が血流に乗って全身を駆け巡り、腎臓や関節、皮膚などに炎症を引き起こす場合があります。この場合、上咽頭炎を「病巣炎症(びょうそうえんしょう)」、それによって生じた腎炎、関節炎、皮膚炎などを「二次疾患」と呼びます。 免疫力の低下や刺激物質、冷えなどに要注意 慢性上咽頭炎は、急性ののど風邪(急性上咽頭炎)をきっかけに発症し、悪化するケースが多くみられます。風邪をひかないように普段から予防することが大切なのはもちろん、風邪をひいてしまったら睡眠不足やストレス、疲労の蓄積などは極力避けましょう。免疫力が低下していると風邪が治りにくくなり、上咽頭炎が慢性化しやすくなるためです。 さらに次のようなことにも気をつけましょう。 ●タバコの煙や粉塵、黄砂など刺激性の高い物質が含まれた空気を、できるだけ吸い込まないようにする 刺激性の高い物質はリンパ球を活性化させ、炎症を起こす要因となります。 ●特に首の後ろを冷やさないようにする 首が冷えることも慢性上咽頭炎を悪化させる要因の一つです。首の後ろを温めると上咽頭の血流がよくなり、うっ血状態の改善が期待できます。冷房のきいた室内で過ごす夏場も冷やさないよう心がけましょう。 1日2回の鼻うがいが予防・改善に効果的 自分でできる慢性上咽頭炎の予防や改善方法としておすすめしたいのが「鼻うがい」です。 上咽頭だけでなく、鼻腔(びくう)全体を洗浄することで、炎症の原因になる粉塵やアレルゲンなどを洗い流す効果があります。鼻うがい用の洗浄液や、水に溶かして使う粉末などの市販品を利用するとよいでしょう。1回につき200cc程度の量を目安にすると、十分に洗浄することができます。 起床時やお風呂上りなど、1日2回を目安に行いましょう。 鼻うがいには次の2つの方法があります。  

November 28, 2022

 寒さが増し、体調を崩しやすい時期になりました。暖房器具をしっかり使い、適切な服を選ぶことが生活する上で大切です。認知症で苦手なことがあっても、自分で工夫したり、周囲が気にかけたりすることで、この冬を快適に過ごせるよう、ポイントを確認します。(小池勇喜、阿部明霞) リモコン操作 図入りで説明…エアコン 「暖かい風が出るのは、どのボタンだい?」  11月下旬、茨城県北茨城市の菊池みねさん(82)は、ケアプラン作成を担当する株式会社「夢なかま」のケアマネジャー、加藤佳代さん(54)の訪問の際にエアコンのリモコン操作の方法を尋ねた。  「暖房は、このオレンジのボタンを押してくださいね」と、加藤さんはボタンの色の違いでわかりやすく説明。温度設定のやり方なども一緒に確認した。  高齢になると、機械の使用が苦手になるケースがある。特に、エアコンや暖房器具のような一年中使い続けることのない家電は、間が空くことで操作を忘れたり、使うことを思いつかなくなったりしがちだ。リモコンなどの小さな字が見にくくなるという問題もある。  使い方や適切な設定温度を改めて確認して、冬場に暖房器具を活用できないような事態は避けたい。   「リモコンのどのボタンを押せばいいのか、家族やヘルパーさんに図入りで書いてもらっておき、操作する時に確認する方法もある」と加藤さんは話す。  菊池さんは、大切な物をしまった場所を忘れてしまうことが時々あるという。リモコンがなくならないように、居間の机の上など、いつも置く場所を決めておくのもよいだろう。       冬物 取りやすく整理…服装  日々の服装を適切に選ぶことも大切だ。  神奈川県鎌倉市内で一人暮らしをする認知症の女性(87)は、家の中でじっとしているより活動する方が好きだという。デイサービスに週3日通い、他の日も友達に会ったり、買い物をしたりと外出の機会は多い。  でも、「日中の暖かさにつられて、コートなど防寒具を忘れて出かけてしまうことがある」という。朝晩、かなり冷え込む日もあるため、かかりつけ医には「肺炎などになる恐れがあるから、外出時の服装に気をつけて」と言われている。 女性は「一人で生活しているから、自分で気をつける。寒ければ、襟巻きとか着る物で調節して出かけようと思う」と意識している。  ただ、認知症の症状で、暑さ、寒さを感じにくくなる場合もある。近くに住む女性の娘(49)が訪ねると、肌寒く感じるような気温でも窓が開いていたり、薄手の服を着続けていたりと、「寒くないのかな」と心配になる場面もあるという。  そこで、女性の娘は、季節に合わなくなった衣服を押し入れの上の方に片付けた。冬用の衣服は女性が使いやすいようにと、「セーター」「カーディガン」などとラベルを付けたベッド下の収納に整理して入れた。  「母が自分で気づけないことや用意できない物は、時期を見て家族が調えて、安全に過ごせるようにしている」という。 服装不安ならサポート受けよう…専門家の助言  冬を過ごす際のポイントを「認知症の人と家族の会」副代表理事で、川崎 幸さいわい クリニック(川崎市)の杉山孝博院長(75)=写真=に聞いた。 ◇  寒い季節は外に出るのがおっくうになって、家の中にこもりがちです。体を動かし、人との交流を持つためにも、無理のない範囲で外出を続けるのがよいと思います。その際には、マフラー、手袋などの防寒対策をしっかりしてください。  うまく服装を調節できるか自信がない人は、家族やヘルパーに何を着るか一緒に選んでもらうなどサポートを求めましょう。  認知症では、できないこと、気づけないことも出てきます。家族など周囲の人が、季節に合った衣服や寝具にそっと交換するといった配慮も必要です。  ただ、どんなに暖かい服を用意しても、真冬に薄着でいる人もいます。そんな時、家族が厳しく注意してばかりいると、本人も嫌な思いをします。もちろん、程度にもよりますが、体調を崩さない範囲なら、好きにしてもらった方が混乱しないで穏やかに過ごせる場合もあります。柔軟な対応が必要だと思います。  これは高齢者全体への注意点になりますが、急な寒暖差で血圧が上下し、体調不良につながる「ヒートショック」が心配です。暖房の利いた部屋から10度以上温度が低い浴室、脱衣所、トイレなど寒い場所へ行く際は要注意です。お風呂の場合、お湯の温度をあまり高くしないことや、入浴前に浴室や脱衣所を暖めておくことが対策になります。  年末年始でふだん利用している訪問介護やデイサービスが休みになったり、久しぶりに家族と一緒に過ごしたりすることもあると思います。認知症の人は、生活のリズムが変わることによって、混乱してしまうこともあります。  大切なのは、本人が「ここにいても大丈夫」と思えること。安心してもらえる環境を整えるために、どこにいるのか、誰といるのかといったことを優しく丁寧に伝えてください。 「冬は、お風呂で倒れてしまう人が多いから、入る前に浴室を暖めましょう」  茨城県かすみがうら市の女性(90)宅で、居宅介護支援センター「センチュリー石岡」のケアマネジャー、村山知彦さん(43)が、浴室に付いている暖房機能のボタンを押してみせた。  暖房による温度の調整は浴室や脱衣所でも大切だ。温かい湯船とその周辺の大きな温度差で体調不良が起きる「ヒートショック」の心配があるからだ。  女性は認知症や筋力低下で要介護2。週4日利用しているデイサービスで入浴する場合は職員が見守ってくれるが、「お風呂に入るとぐっすり眠れるから」と一人暮らしの自宅でも入浴することがあるという。  村山さんは一緒にボタンの位置を確認し、「入る前に『暖房』を押す」と繰り返した。念のため、ボタンの近くの壁に、「お風呂をくむ前に『暖房』を押して下さい」と貼り紙もした。  浴室に暖房機能が付いていない場合は、シャワーでお湯を出し続けるなどして湯気で暖める方法もある。脱衣所向けの暖房器具も市販されている。  村山さんは「自宅でお風呂に入る人は、浴室や脱衣所を暖めてしっかりヒートショック対策をしてほしい。一人暮らしなどでは、気分が悪くなった時に気付いてくれる人がいないケースも考えられるので、デイサービスを利用しているなら、そこで入浴するのが安心だと思う」と話す。 こまめな水分補給 乾燥する冬も大切  「こまめな水分補給」は夏の熱中症対策でよく耳にしますが、乾燥しやすい冬も必要だそうです。気づかないうちに体の水分が不足する「隠れ脱水」を防ぐためです。今回取材した女性は、目に付きやすい枕元にペットボトルを置き、「寝る前に一口、トイレに起きたら一口」と心がけているそうです。  「重ね着」にも注意が必要だと聞きました。厳しい寒さでついつい着込み、下着からコートまで10枚以上というケースもあるそうですが、「体が動かしにくくなって、転倒のリスクが高まる」(「夢なかま」の加藤さん)とのこと。やはり、適切な暖房の使用が大切だと感じました。(小池)

November 23, 2022

ケーキや生鮮食品などを買ったときにもらう保冷剤。お家で余らせていませんか? 暑い時期なら使う機会もあるけれど、冬は冷凍庫にしまったままという人も多いのでは。 実は、保冷剤はカイロ代わりにもなります。今回は冬に便利な保冷剤の活用法を紹介しましょう。 保冷剤をカイロに変身させる方法 冷たさをキープするための保冷剤が、実はじんわり温かいカイロとしても使えるそうです。カイロとして使うための手順を紹介します。 カイロとして使える保冷剤の種類 表面がツルツルしたビニール素材の保冷剤を使います。表面が不織布のものは今回使いません。冷凍庫から出して常温に戻したものを用意してください。 (写真左が不織布のもの、写真右がビニール素材のもの) 作り方 お風呂程度の温度のお湯を用意して、保冷剤がつかる大きさの容器に注ぎます。そこに保冷剤を入れて温かくなるまで放置します。 表面についた水分を拭いたら準備OK。タオルやハンカチを巻いて、身体の温めたい部分にあてて使います。くれぐれも低温やけどに注意してくださいね。 注意 保冷剤を電子レンジにかけないでください。中身が破裂することがあり、危険です。 保冷剤を温めるときに熱湯を使わないでください。袋の耐熱温度を超えて破損する恐れがあります。

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